恋弓パンタシア_プロローグ

 
最終更新日時:


107:恋弓パンタシア ~ナゾ恋編~

  1/23 15:00 - 1/25 22:59

開始前

内向的で人付き合いが苦手な青年。
突如、彼の身に降りかかる珍事件!



果たして、彼は切り抜けられるのか?

プロローグ

光に包まれ、(プレイヤー名)はそっと目をつぶる。
そっと目を見開くと、都会的な高層ビルが遠くに見える公園に辿り着いた。
どうやら新たな世界に来たようだった。
ぼんやり周囲を見つめていると、背中から強い衝撃を受け(プレイヤー名)は地面に倒れた。
どことなく静かな面持ちをした青年が倒れた(プレイヤー名)に駆け寄り、詫びる。



「ご、ごめん。今、人から逃げていたんだ。それでぶつかっちゃった、っていうか……」

逃げている理由を尋ねると、青年は不安げに呟いた。

「僕の名前はハル。バイト帰りに公園のベンチで一息ついていたら、突然剣を持った妙な女の子から追いかけられたんだ。その女の子から逃げてたら、別の子も僕を追って来て……。わけがわからなくって……」

(プレイヤー名)が追いかけられる理由について尋ねるとハルは首を横に振る。

「追いかけられる理由なんて見当もつかないっていうか……。僕を騙そうとしているのかもしれない。いや、絶対そうだ。……その、一緒に逃げるのを手伝ってくれない?一人じゃないってわかったら、諦めてくれるかもしれないし……」

仕方なく(プレイヤー名)は頷き、ハルと共に夜の街を走り出すのだった。

追っ手を撒く


妙な女の子たちが追いかけてくるんだよ……。
ていうか、騙そうとしているに決まってるよ!
困ったなあ。

500km位行けば
振り切れるかも……。

これ、ちょっと預かっててもらっていいかな?

エンジェル・リボンを1個手に入れました

さあ、行こう。追いつかれないうちに!

追っ手を撒く

エピローグ

「さあ……、追い詰めたですの!」

ウーラ(プレイヤー名)たちを壁に追い詰めると、星の形の杖を振るおうとした。

「ちょっと待って……。ていうか、リボンを取る気はなかったんだ。君が変な攻撃しないように取っただけだよ。何もしないって約束するなら、返すからさ」



ウーラは憮然とした表情を浮かべたが、仕方なくハルの言葉に了承しもう攻撃しないと約束した。
ハルは素直にリボンをウーラに返すと尋ねた。

「えーと、君たちは何なの?ていうか、なんで僕を追うの?」
「それは私が聞きたいですの。なぜ、天界の戦士であるワルキューレお姉さまが、人間であるあなたなんかを好きになるんですか?あなたは一体、何をしたんですの?」
「全く覚えがないよ……。ていうか、天界って何?」

その時、鎧に身を包んだ少女がハルの傍にやってきて叫んだ。

「待て。ハル……。このワルキューレから逃げないでくれ!君を見ていると胸が苦しい。逃げられても苦しい……。全く君は罪な男だぞ!」

ウーラワルキューレを見つめて不思議そうな顔で呟いた。

ワルキューレお姉さま……。どうされたんですの?」
「地上を見ていたら、彼が見えたのだ。それで私は彼に一目ぼれをして……。何を言わせるのだ、バカものっ!」

ハルは何が起こっているのかわからないという表情でウーラたちを見つめるのだった。

恋弓パンタシア ~ナゾ恋編~完

新たな追跡者とは――?

108:恋弓パンタシア ~ウソ恋編~

  1/26 15:00 - 1/28 22:59

開始前

告白された熱い想い。
戸惑う青年の前に現れた
新たな追跡者とは――?

天使を倒そう!!

プロローグ

(プレイヤー名)たちがワルキューレウーラたちと話をしていると、突然空から光明が降り注ぐ。
白い翼をはためかせて、ゆっくりと何者かが舞い降りる。



「見つけましたよ。……ハル様とワルキューレ様。その想いは全て、私の愛の矢が間違った方向に飛んで行ったせいなのです」
モルピス!……私の心をかき乱したのは、君のせいか!君のせいで私は人間をこんなにも深く愛してしま……。何を言わせるのだ!」

真っ赤になって叫ぶワルキューレの言葉にモルピスが丁寧に詫びた。

「申し訳ありません。お二人に深くお詫びいたします」
「僕は元の静かな生活に戻れればいいよ。ていうか、矢を抜いてくれる?」

呆れるハルの言葉にモルピスは静かな声で説明をする。

「その矢は自らの力で抜けません。どちらかが死ぬまで想いが消えることはないのです……。そこで大変申し訳ありません。ハル様、ここで命を落としていただくことになります」
「ちょっ!死ぬってこと?ていうか、嫌だよ、そんなの!あなたが間違えたせいでしょう!」

しかし、モルピスは首を横に振ると、弓を構え、矢をつがえてハルに向けて構えた。

ワルキューレ様は神族、人の子と結びついてはいけない方……。大丈夫、この緊急用に支給された絶命の矢で眠るようにあの世にお送りいたします……。本当に申し訳ありません」
「嫌だよ、僕はまだ死にたくないってば!ていうか、理不尽だよ!」
「人の命運とは理不尽なもの……。最期に真理に気づかれたようで何よりです」

モルピスは優しく微笑むと弓を引き絞った。


身を守る


自分のことは自分で守らなきゃ……。
ていうか、気が乗らないけど頑張るしかないね!

行こう……!

身を守る

エピローグ

次から次へと矢を避けるハルだったが、疲労した体へモルピスが渾身の矢を放つ。
しかし、それを剣で弾いたのはワルキューレだった。

ハルが嫌がっている……。やめろ!」

ワルキューレが剣を構えてモルピスを睨んだ。

ワルキューレ様……。あなたを救おうとしているのですよ?」



動揺するモルピスの隙をついて(プレイヤー名)たちも取り囲む。
モルピスは周囲を見回し、大きなため息をつくと弓を収めた。

「わかりました。それでは、天界の上層部に全てを話し矢の効力を無効化してもらいます。私もお咎めは覚悟の上ですが、ワルキューレ様ともあろう方が、人の子と恋に落ちたなどと知られれば天界の笑いもの……。良いのですか?」
「構わん!笑いたければ笑え。私は知ったのだ。誰かを思う気持ちの素晴らしさをな……」

ワルキューレの言葉にモルピスは肩をすくめる。

「わかりました。……それでは、ハル様、仮死状態になっていただきます」
「仮死!ていうか、それ状況変わってないってば。死ぬってことでしょ?」
「大丈夫です。矢が無効化された時点で、息を吹き返しますから……。まあ、いずれ訪れる死をプレで味わえるチャンスだと前向きに捕えていただければ幸いです」

お辞儀と同時にモルピスは矢をハルに向けて放った。


「ちょ!え!今?死ぬ、の?」
「はい、今です。大丈夫です。(プレイヤー名)様たちもお連れしますから寂しくありませんよ」

ハルの視界はぼんやりと薄くなっていき、暗転してゆく。
「安心しろ、ハル。私も行くからな」というワルキューレの声が最期にぼんやりと聞こえたのだった。

恋弓パンタシア~ウソ恋編~ 完

天界に迫る闇!青年の覚悟とは?

109:恋弓パンタシア ~マジ恋編~

  1/29 15:00 - 2/17 22:59

開始前

天界に押し寄せる不穏な影……。



巻き込まれた青年は
覚悟を決めるのか――?

オープニング

ハルが目覚めると、あたりは一面の雲。
そして、自分の周囲には(プレイヤー名)たちが取り囲んでいる。
どうやら本当に天界に来てしまったらしい。

「さあ、ハル様、ワルキューレ様。矢を無効化する手続きに参りましょう」

モルピスはそう言って微笑み、ハルたちを手続き所へ案内しようとした瞬間、どこからか悲鳴が上がった。

「邪悪な気配がする!行くぞ!」

(プレイヤー名)たちはワルキューレと共に悲鳴の上がった方へと向かう。



天界宮殿の上空では巨大な龍が飛翔し唸り声を上げていた。
そして、龍を見つめながら悪魔が冷やかな笑みを浮かべている。

「さあ、グザファン。天使たちに悲鳴を上げさせるんだ!絶望の叫びこそ、このディトーラ様の力になるからねぇ……」
「待て、貴様ら!天界に攻め入るとはいい度胸だ」

ワルキューレが剣を握りディトーラたちに斬りかかるが、ディトーラはグザファンの背に乗るとワルキューレを風圧で吹き飛ばした。

「弱いねぇ……。ワルキューレ。戦女神の力ってのはこんなものかい?」

ディトーラの挑発にワルキューレは顔を歪め、悔しそうに呟いた。

「くっ……。力が入らない……。どうしてだ!?」
ワルキューレ様。人の子を愛してしまった神族は、その神秘の力を人に与えてしまい、発揮することができません……!」

モルピスが困惑した顔でワルキューレに囁き、続いて傍らにたたずむハルを見据えた。

ハル様。ワルキューレ様の力があなたには宿っているはずです。どうか、天界を助けてください!」
「ちょっ!え!僕が……?ていうか、どうすればいいんだよ!」
ハル!私が助言する!……頼む、力を貸してくれ!(プレイヤー名)、君の力も必要だ!」

ワルキューレの言葉にハル(プレイヤー名)は戸惑いながら頷いた。

天界を救う


覚悟は足りないかもしれないけど……。
頑張るしかないよね!

天界を守る

武修神具バトル

ハルはと(プレイヤー名)と力を合わせ、ディトーラたちを倒すことに成功した。
その時、と(プレイヤー名)たちの前に杖を持った天使が舞い降りる。

「いやいや、人の子が魔族を倒すとは不思議な光景ですねえ」



ユミール様!」

驚くワルキューレユミールは微笑み、ハルの方を見つめる。

「事情はわかりかねますが、その青年に力を与えてしまったようですね、ワルキューレ
「はい……。とある事情がありまして」
「いやいや、今は事情は聞きません。それより、魔族の襲撃をどう防ぐか、です……」

ユミールハルを見つめて呟いた。

「その青年、素質はなかなか。しかし、まだワルキューレが与えた力の半分も扱えていないようです。これでは神具を扱うことは無理ですね」

ユミールの言葉にワルキューレは深く頭を下げて訴えた。

ユミール様、どうかハルを鍛えてやってくれませんか?先生の厳しい訓練ならきっとハルも力を扱えるようになるはずです!」
「確かに彼を鍛えるしか方法はなさそうですね……」

2人の会話を聞きながら、ハルは困惑の表情を浮かべる。

「厳しい訓練?」
「いやいや、たいしたことありませんよ。ちょっぴり厳しいかなってくらいです。あなたならきっと乗り越えられます!」

ハルを見つめるユミールの眼が妖しく輝いた。

訓練を開始する!

魔軍進撃バトル

ユミールの修行により、ハルは聖なる力を引きだすことに成功した。

「すごい……。力が溢れてきます!ていうか、これがワルキューレが僕にくれた力なんですね!」
「いやいや、よく頑張りました、ハル……。さあ、ワルキューレハルに剣を貸してあげなさい」

ユミールに言われて、ワルキューレハルに大剣を差し出す。

「さあ、ハル。……この剣で魔族たちを倒してくれ。神の力に感応するはずだ!」



ハルは剣を握り、うっとりとその輝きを見つめていた。
その時、天上から邪悪な声が響く。

「さあ、ワルキューレ。力を失ったんでしょう?悲しい顔を見せて……。ゾクゾクするわ♪」



上空を見上げると魔族たちがハルたちを見つめている。

「なんだと、ポエナ……。力を失っただと?全力のワルキューレを倒してこそ、ロマンだというのに……」
アターレオは情報が遅いし……。まあ、ロマンよりも大事なのは、絶望を味わわせることだし」

3人の魔族を見つめ、ワルキューレは叫んだ。

「私は確かに力を失った。だが、私の力を継承する者、ハルがいる!」
「ちょっと待ってよ!ていうか、まだ剣を受け取ったばかりで……」

戸惑うハルワルキューレは輝く瞳で見据える。

ハル、私はお前を信じている!さあ、神の力を見せるんだ!」

仕方なくハルは頷くと、剣を握りしめた。

神の力を示す!

魔菓誘惑バトル

ポエナたちに神の力を見せつけた後、(プレイヤー名)と別れ傷ついた天使たちを介抱していると、ハルの背後から突然声がした。

「君たちも食べるか?深闇のチョコレートを」



振り返ると龍に乗った女が冷やかな笑みを浮かべてこちらを見つめている。
ワルキューレは女を一瞥すると、ハルに向かって叫んだ。

「お前はニルヴァ……。ハル!注意しろ、この者は神族のふりをした魔族だ!」
「魔族?……それなら敵ってことだね。そんなチョコレート、いらないよ!」

ハルの言葉に、ニルヴァは怪訝な表情を浮かべると、手を広げて闇の固まりを宙に浮かせた。

「遠慮せず、我が想いを受け取れ。罪を味わい、堕落するがいい……」

ニルヴァの言葉と同時に、闇は無数のチョコレートへと形を変え、ぐるぐるとハルの周囲を妖しく回り始める。
甘い香りが鼻腔をくすぐり、ハルの心をかき乱そうとする。

ハル、ニルヴァの力に負けるな……。清き心で魔を祓うのだ!」

動揺するハルワルキューレの言葉が響いた。

欲望を絶つ

愛贈司令バトル

ハルは清い心で欲望を絶ってニルヴァの誘惑を払いのけ、再び天使たちの介抱に励んでいると、今度は快活な声が響いた。

「申し訳ありません。ここはどこでしょうか?」
声の方を向くと、泡立て器を持った女性が不思議そうな表情を浮かべている。



「えーっと、ここは天界だけど……。あなたは?」

「私はテミス。行軍する兵士たちを元気づけるため、チョコレートを贈ろうと思っていた矢先、魔族が現れたので追ってきたのです……。気づいたら妙な穴を抜け、こちらにやってきてしまいました……。天界?つまり、あなたは天使のようなものですか?」

ハルがこれまでの事情を一通り説明すると、テミスは不思議そうな顔をしながらも頷いた。

「なるほど。どうやら私は別の世界に来てしまったようですね。それにしても、ハル殿。あなたから尋常ならざる強い気を感じます。信じたいのですが、もし、魔族が化けているならばあなたを倒さねばなりません!」

「ちょっと待ってよ……。僕が魔族なわけがないでしょう!」

動揺するハルにテミスは決然とした口調で言った。

「全てを疑うのが指揮官の務め。申し訳ありません……。剣をお取りください!あなたの愛と信義を試させて頂きます!」
「でも、テミスさん、あなたは武器を持ってないじゃないですか」

テミスが大きく息を吐くと、手に持つ泡立て器が閃光を放つ。

「お構いなく。何であろうと、私は武器にいたしますから!」

テミスはそのまま一足飛びにハルに向かって突進してくるのだった。

誤解を解く

夢蝶幻破バトル

ハルはテミスの誤解を解き、元の世界へと見送った。
その後、天使たちの介抱を終えた(プレイヤー名)と合流し再び天界を見回っていると、突然輝く蝶たちが眼前を舞い始める。
青白い蝶の鱗粉が宙に飛散し、妖しい声が響く。

ワルキューレ。力を失った貴様など、このアミティウスは見たくはなかった。実に切ない!」

(プレイヤー名)たちが声の方を見つめると、二人の魔族がゆっくりと姿を現した。



切なげな表情を浮かべているアミティウスの隣で楽器を持った魔族が興奮気味に叫んだ。

アミティウス様の切なさと愛しさと心苦しさ!ああ、すぐにでも曲にしとうございます!」
「待て、マルファス……。曲にするのは宿敵たるワルキューレをこの剣で葬ってからだ!しかし、愛の矢がここまで効果的な策となるとはな……」

アミティウスの言葉を聞き、ワルキューレが興奮気味に叫んだ。

「待て、アミティウス!私とハルを愛の矢で結びつけたのも貴様たちの策だというのか?」
「その通りだ、ワルキューレ。全てはシレオ様の謀略通りにことが進んだのだ……」
シレオだと?唯一神様に想いを寄せたという魔王の仕業か……」
怪訝な顔を浮かべるワルキューレアミティウスは小さく首を横に振り武器を構えた。

「話し過ぎたようだ。さあ、蝶の幻想の中で切ない夢を見て散るがいい!」
ワルキューレは僕が守る。ていうか、倒されるのは君たちの方だ!」

ハルワルキューレを護るように前に立ち、剣を強く握りしめた。

幻想を破る

真愛滅悪バトル

アミティウスの幻想を破った(プレイヤー名)たちの前に、突然空間が切り裂かれ闇が周囲に広がった。

「……気を付けろ、ハル!強大な気を感じるぞ」

ワルキューレの言葉と共に鎌を持った男が空間の裂け目より現れ、冷たい眼差しで(プレイヤー名)たちを睥睨する。



「現れたか、魔王シレオ。唯一神様に思いを寄せ、気持ちが実らなかった貴様のことは哀れに思う。しかし、それで復讐を遂げようとするのは醜いだけだ!真の愛とは相手の幸せを願うもの。例え実らなくともな!」

ワルキューレの言葉にシレオが薄笑いを浮かべる。

「ただの復讐ではない。かつて愛などという愚かな感情を持った自分を戒めに来たのだ。貴様らが声高に叫ぶ愛とやらが脆く、無様であることを証明し、天界を闇で染め上げよう……」

シレオよ。愛は脆くも無様でもないぞ!」

「ならば試そう……」

ワルキューレの言葉にシレオは小さく笑うと手を振る。

ハルたちに刺さった愛の矢は忽然と消えてしまう。

「これでかりそめの愛は消失し、人の子に与えられた神の力は失せた。どうだ?愛にに踊らされた脆き者たちよ」

シレオが薄ら笑いを浮かべ、(プレイヤー名)たちを見つめる。

だが、それよりも高笑いをするのはワルキューレの方だった。

「一つ思惑が外れたようだな、シレオ。確かに我々の出会いのきっかけは貴様の愛の矢だった。だが我が事のように天界のことを心配し、私のために真剣になってくれるハルを思うだけで、いまだに胸が高鳴るのだ……。真実の愛になってしまえば、矢などいらん!」

「矢の力なしに、人を愛しただと……?戯言を!」

困惑した表情を浮かべるシレオハルが叫ぶ。

「戯言なんかじゃないさ。ていうか、僕には神の力がさっきよりも溢れているんだ!アンタを倒してそれを証明するっ!」

真の愛を見せる

エピローグ

真の愛の力でハル(プレイヤー名)たちはシレオを倒すことに成功した。
ほっと安堵のため息をつくハルの肩にワルキューレが手を置き、優しく呟いた。

ハル終わったな……。君のおかげで天界は救われた。ありがとう」

その時、ハル(プレイヤー名)の身体が光に包まれる。
ふわりとモルピスが舞い、声が聞こえた。

ハル様、(プレイヤー名)様。矢は消滅し、元通り地上へとお運びいたします」
「待て、モルピス!……私はハルと別れたくなどない!せっかく想いを伝えあったのだぞ!」

ハルは心の中に湧き上がる気持ちをじっとこらえて、無理して微笑んだ。

「仕方ないよ、ワルキューレ。僕は人の子、君は神だもの……。せわしなかったけど君といて楽しかったな。ていうか、僕は、君のことを絶対に忘れない。大好きだよ、ワルキューレ
「待て……!ハル、私だって……」

ワルキューレの言葉が終わらないうちにハル(プレイヤー名)は金色の粉を舞わせながら消え失せた。

――そして、ハルは地上で目覚める。
ゆっくりと周囲の景色を見回すと、ハルは切なそうに誰もいない中空を見つめた。
落ち込んでいるハル(プレイヤー名)慰めていると、ハルが突然驚いた表情で顔を上げる。

「ちょっ、ワルキューレ!どうしてここに……!?」



「唯一神様より任務を仰せつかった。人の子になって、地上を監視せよとのことだ!」
「それは、どれくらいの期間……?」
「神の任務にしては極めて短い。ほんの百年程の間だ……。短期間だが私の相棒となり、行動を共にしてもらうぞ!」

(プレイヤー名)は慌てる青年を見て微笑む。
どうやら真実の愛は、青年にとっても奇跡を起こしたようだ――。

恋弓パンタシア ~マジ恋編~ 完

story by 佐島但馬

アイテム一覧


パンタシアメダル
ゲーム機ハイ・ウォーカー
最新の携帯ゲーム機。あまりの面白さにテンションがあがり、3時間のあいだ2倍の速さで駆けることができる。
雷跳鬼瓦バックル
むき出しの闘志が込められたバックル。熱い気持ちは一瞬で100kmの移動を可能にする。
ドーナツ雲の欠片
パオーヌが鼻から出したドーナツ雲の欠片。小さいが弾力性があり触れると指先から暖かさが伝わってくる。これを集めれば何かが起きるかもしれない。
喜悦のドーナツ雲
パオーヌが鼻から出したドーナツ雲。嬉しいことがあるとドーナツ雲を放出して仲間と感情を共有する習性を持つため、ドーナツ雲を空に放てば周囲のパオーヌを呼び寄せることができる。

霊功竹刀(攻撃力:400以上)
神聖なる竹刀。心を鎮め闘気を刀身に纏わすことで魔族を祓うことができる。
セイクレッド・タロット(攻撃力:350以上)
啓示を越え、完全なる未来を予知できる究極のタロット。扱うには強大な理力と神聖な力が必要となる。
神剣ノートゥング(攻撃力:350以上)
持つ者のあらゆる苦難を振り払うという神剣。持ち主が持つ精神力に感応して鋭さを増す力を持つ。
【期間】
1月29日 15:00~2月17日 22:59


戦闘概要

武修神具バトル詳細

1月31日 0:00 ~ 2月3日 23:59の4日間限定で、ユミールが討伐対象として現れます
期間中は、毎日一定数のパンタシアメダルを獲得した方に、豪華賞品をプレゼントします
さらに今回、77,777枚達成で貰える景品にグレードアップ景品を追加しました!!

メダル枚数 貰える景品
30,000枚 はがねの剣×1
60,000枚 バスタードソード×2
77,777枚 グレ-ドアップ景品
100,000枚 ユミール
130,000枚 電磁警棒×1
170,000枚 MAR-308ライフル×1
200,000枚 44マグナム×1
240,000枚 垂教天使ユミール
※77,777枚達成で貰える景品は、各日達成することでグレードアップしていきます。 例えば、
■初日に77,777枚達成した場合
次の日はグレード2の景品(上等なるアテナの守り)にチャレンジ可能です
■初日に77,777枚達成しなかった場合
次の日の77,777枚達成景品はグレード1の景品(アテナの守り)のままです
※グレード4の伝説なるアテナの守りに挑戦するためには、毎日77,777枚を達成する必要があります。

グレ-ド 貰える景品
グレ-ド1 アテナの守り×1
グレ-ド2 上等なるアテナの守り×1
グレ-ド3 極上なるアテナの守り×1
グレ-ド4 伝説なるアテナの守り×1

魔軍進撃バトル詳細

2/4 15:00 ~ 2/8 23:59の間、魔軍進撃バトルを行います
期間中に出現する上級悪魔達と戦闘し、見事打ち勝つとパンタシアメダルを獲得できます
今回は各上級悪魔に加え、新たな限界突破アイテムもプレゼント!
新限界突破アイテムを使ってお気に入りキャラを強化しよう!

各上級悪魔との戦闘で10万枚のパンタシアメダルを得ると、それぞれの上級悪魔をプレゼント

ランキングは、毎日行われる魔軍進撃バトルデイリーランキングと、魔軍進撃バトル開催期間(2/4 15:00 ~2/8 23:59)通して行われる魔軍進撃バトルランキングがあります

魔軍進撃バトルデイリーランキング
 ※下記ランキング報酬はポエナを一例として表示しています。

ランキング プレゼント内容
1~50位
朧月魔ポエナ
究極なるバッカスの酒×5
不思議なネックレス[1]×1
運命のチケット×10
51~100位
朧月魔ポエナ
究極なるバッカスの酒×3
不思議なネックレス[1]×1
運命のチケット×10
101~200位
朧月魔ポエナ
究極なるバッカスの酒×2
運命のチケット×7
201~300位
究極なるバッカスの酒×1
運命のチケット×5
301~500位 運命のチケット×3
501~700位 運命のチケット×1

魔軍進撃バトルランキング
ポエナランキング プレゼント内容
1~200位
月閃翔魔ポエナ
朧月魔ポエナ
究極なる三賢者の祈りx1
201~1000位
朧月魔ポエナ

 ※上記ランキング報酬はポエナを一例として表示しています。

魔菓誘惑バトル詳細

2/9 0:00 ~ 2/12 23:59の4日間限定で、贈愛龍騎ニルヴァ愛菓司令テミスが討伐対象として出現します
贈愛龍騎ニルヴァ愛菓司令テミスが出現中の間は全ての協力バトルで与えたダメージを競うデイリーランキングを開催致します

デイリーランキングは以下の期間で2つのタームに区切られます
1 2/9 0:00 ~ 2/11 0:59
2 2/11 1:00 ~ 2/12 23:59

ターム1 魔菓誘惑バトル詳細
ターム1の魔菓誘惑バトルでは贈愛龍騎ニルヴァが討伐対象として出現します
ターム1の期間中毎日全ての協力バトルで与えたダメージを競うデイリーランキングが開催され、上位にランクインするとニルヴァ・ハートベノムをGETできます

ターム1の開催期間
日 期間
2/9
0:00 ~ 翌 0:59
2/10
1:00 ~ 翌 0:59

【ターム1:順位とプレゼント内容】
ランキング プレゼント内容
1~50位
究極なる三賢者の祈り×1
究極なるアテナの守り×1
ニルヴァ・ハートベノム×1
運命のチケット×50
51~100位
究極なるアテナの守り×1
ニルヴァ・ハートベノム×1
運命のチケット×50
101~300位
ニルヴァ・ハートベノム×1
運命のチケット×30
301~500位
ニルヴァ・ハートベノム×1
運命のチケット×10
501~800位
ニルヴァ・ハートベノム×1
運命のチケット×7
801~1000位 運命のチケット×5
1001~2000位 運命のチケット×3
2001~3000位 運命のチケット×1

愛贈司令バトル詳細

ターム2として2/11 1:00 ~ 2/12 23:59の約2日間限定で、愛贈司令バトルを開催いたします
愛贈司令バトルは、開催期間内に全ての協協力バトルで与えたダメージを競うデイリーランキングです
ランキング上位にランクインするとテミス・ラブパレードをGETできます
さらに!!ランキング100位以内にランクインすると本イベントで新たに追加された新限界突破アイテムをプレゼント

ターム2の開催期間
日 期間
2/11 1:00 ~ 翌 0:59
2/12 1:00 ~ 23:59

【ターム2:順位とプレゼント内容】
ランキング プレゼント内容
1~50位
究極なる三賢者の祈り×1
究極なるヘラクレスの力×1
テミス・ラブパレード×1
運命のチケット×50
51~100位
究極なるヘラクレスの力×1
テミス・ラブパレード×1
運命のチケット×50
101~300位
テミス・ラブパレード×1
運命のチケット×30
301~500位
テミス・ラブパレード×1
運命のチケット×10
501~800位
テミス・ラブパレード×1
運命のチケット×7
801~1000位 運命のチケット×5
1001~2000位 運命のチケット×3
2001~3000位 運命のチケット×1

夢蝶幻破バトル詳細

2/13 15:00 ~ 2/16 23:59の約4日間限定で階級別タイムリーランキングを開始致します
期間中はマルファスアミティウスが討伐対象として登場します!!
【開催時刻】
階級別タイムリーランキングでは、1時間で与えた総ダメージ数を階級別で競います
開催時刻は以下の通りです
日 時間
2月13日
15時,17時,19時,21時,23時
2月14日~2月16日
8時,10時,12時,15時,17時,19時,21時,23時

階級一覧
ランキング 階級
1~100位 次元神級
101~1000位 大天使級
1001~2000位 騎士天使級
2001~3000位 兵士天使級
3001~5000位 番人天使級
5001位以降 小天使級

次元神級
1~25位
蝶妖魔アミティウス
アミティウス
マルファス
堕天のラッパ×6
運命のチケット×4
26~90位
アミティウス
マルファス
堕天のラッパ×6
運命のチケット×2

大天使級
1~35位
アミティウス
マルファス
堕天のラッパ×5
運命のチケット×2

騎士天使級
1~3位
アミティウス
マルファス
堕天のラッパ×4
運命のチケット×1
4~70位
マルファス
堕天のラッパ×4

兵士天使級
1~30位
マルファス
堕天のラッパ×3
31~70位 堕天のラッパ×3

番人天使級
1~20位
マルファス
堕天のラッパ×2
21~70位 堕天のラッパ×2

小天使級
1~3位
マルファス
堕天のラッパ×1
4~70位 堕天のラッパ×1

堕天のラッパ
吹くだけで邪気を呼び寄せる魔族専用の楽器。使用すると戦闘中の協力バトル討伐対象の強さ(★)を+1にすることができる。

真愛滅悪バトル詳細

イベント最終日限定でシレオが現れ、最後の戦いが行われます!!
17日0時からイベント終了までの約23時間の間に28万枚のパンタシアメダルを獲得した方にはシレオをプレゼント致します

0時、8時、12時、15時、19時、21時、22時台に各1回ずつ、呪怨帝シレオが討伐対象として出現します
1~50位 呪怨帝シレオ
51~100位 運命のチケット×10枚
101~300位 運命のチケット×3枚
301~500位 運命のチケット×1枚

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