冥聖のロザリオ_プロローグ

 
最終更新日時:


178:冥聖のロザリオ ~デス・スティグマ~

>>1月27日 15:00 - 1月30日 12:59<<

開始前

女悪魔と酔いどれ神父

二人の身に起きた
厄介な問題とは!

   雪道を探索しよう!   
「ちょっと!久しぶりじゃない!……よかった、来てくれたのね!」

プロローグ


そこは見渡す限り、白銀の世界だった。
(プレイヤー名)がどこか懐かしさを感じていると背後から声がかかる。

(プレイヤー名)!ちょっと!久しぶりじゃない!……よかった、来てくれたのね!」

振り向くと、メフィスがこちらを見つめていた。
傍らには鎖鎌を持った少女がいる。
見知った顔に思わず(プレイヤー名)は笑顔になったが、メフィスは深刻な表情で手を握って言った。

「お願い!ケインズを助けるのを手伝って……」

――ケインズ?まさか、聖水の飲みすぎで具合が悪くなったとかそういうことだろうか?

メフィスは重苦しい調子で呟いた。

「……アイツの寿命はあと、僅かしかないのよ……」

メフィスの話を聞けば、ケインズは数日前、村長が拾ったという禍々しい箱を浄化するように頼まれたのだという。
干しイカと引き換えに快く引き受けたケインズだったが、その箱はケインズでも浄化することのできない、強力な呪がかけられていたようだ。


ケインズはみるみるうちに衰弱し、メフィスが見る限りでは命のエネルギーが消えかけているらしい。

「……助かる方法は、箱を作った持ち主に呪いを解いてもらうしかないの……。でも、その持ち主はね、冥府に住んでるらしいのよ。このレイティが案内してくれるわ」

――冥府?

(プレイヤー名)が驚いていると、レイティと呼ばれた鎖鎌の少女が気怠そうに言った。

「そう……。ロスティお姉ちゃんに頼まれたからねー。面倒だけど、アタシが連れていってあげる……。冥府に行く門を呼び出す場所は結構先!

あと、冥府は本当は死神以外立ち入っちゃいけない所だからね。SNSでバカみたいに『冥府行った~』とか言ったら輪廻できないようにするからね?」


――SNS?

「シニタイネットサービスのことよ。まあ、知らないならいい。面倒だからいちいち、不思議そうな顔しないで。行くわよ!」

ロスティが叫んだ瞬間、背後から聞き覚えのある声が響く。

「ま、待て……、おい、メフィス……、勝手に、冥府なんかにいく……な。俺は大丈夫だ……。冥府なんて魔族が行ったら……」

その声を聞いてメフィスは叫んだ。

「おとなしく寝てると思ったら、フラフラと……。あのイカ陳腐!……もういいわ、(プレイヤー名)、とにかく行くわよ!アイツに追いつかれないように急いで!」

こうしてメフィスに手を引かれ、(プレイヤー名)は急いで雪道を急ぐのだった。

>>雪道を進む<<


あまり無理はしないでよね?
あなたには結構期待してるんだから。

まずは500kmを目標に進むわよ!

これ……今はあなたが持っていた方がよさそうね。
預かっておいてもらえる?

ゴッド一発栄養ドリンクを1個手に入れました。

さぁ、行くわよ!

雪道を進む

エピローグ


(プレイヤー名)たちはレイティの案内で、青白く輝く場所にたどり着いた。

「ここなら大丈夫そうね。星の位置と太陽が差し込む場所が大事なの。さあ、門を呼び出すわよ……、面倒だけど」

レイティが呪文の詠唱を始めようとした、その時だった。
背後からよろよろしながらケインズが追いかけてきたのだ。

「おい……、待てって、メフィス!行かせねえ……ぞ」
「もう、いいから寝てなさいよ!大丈夫、解呪できるようにきっとするから」

「……お前とレイティが話してるのを聞いた……。冥府は魔界以上に危険な場所だと。下手すると魂の牢獄に入れられて帰ってこれないって……。バカなことをするな」

ケインズの言葉にメフィスが小さく眉を上げた。

「普通の悪魔なら、危険かもね。でも私は大丈夫……。あの魔王、ネルガル様の右腕だった悪魔よ?」

「……なら、俺も連れていけ」
「はあ?そんな体で?」

ケインズがドリンク剤をゴキュッと飲み干していった。

「聖水の後に、これを飲むと意外と動けるんだ」
「……それ、やっちゃダメな組み合わせでしょ?あのね……」

メフィスたちが騒いでいると、レイティが迷惑そうな顔で一喝した。

「……カップルのそういう痴話喧嘩って、巻き込まれる第三者は本当に面倒くさいのよね。ついてくるなら黙っててほしいんだけどな……。面倒くさいから」

「あのねえ、だ、誰がカップルよ!」
「あのな、こんなうるさい悪魔と……」

メフィスとケインズが必死になって叫ぶと、レイティが首をゆっくりと横に振って呟く。

「……面倒だから、そういうのも!」

二人はシュンと黙って、レイティが門を呼び出すのを眺めるのだった。

結果を確認する
冥聖のロザリオ ~デス・スティグマ~完

今、冥府への門が開かれる!
ケインズの運命はいかに……?

179:冥聖のロザリオ ~ダーク・チャーム~

>>1/31 15:00 - 2/2 22:59<<

開始前

現れた冥府の門
メフィスたちの前に
現れたものとは?

  冥府からの刺客を倒そう!!  

プロローグ


レイティが呪文を唱え終わると、何もなかった空間が歪み、黒い渦が現れる。
やがて、ゆっくりと冥府の門が現れた。

「さ、面倒くさいことにならないうちに、さっさといこう。今日なら門番がいないはず……」

レイティが門の扉に手をかけた瞬間、門の表面から影がゆらりと現れる。
そして影は巨大な剣を持つ女の姿へと変化した。

「くそっ……。まさかゲーティスがいるとは」
レイティ。……私の休みをチェックしていたらしいな。胸騒ぎがして出勤したのだ!」

突然現れた女は大剣を構えて(プレイヤー名)たちの前に立ちふさがった。

「……休みなのに出勤なんて面倒なことするわね!」

「役目を守ることこそ、門番の務め!……たとえ、休みだろうと私は常に仕事のことで頭はいっぱいだ!
さて……、なぜ冥府の門を地上に呼び寄せた?重大な服務規程違反だとわかっているか?」


やれやれ、とため息を吐くレイティ

ゲーティスになにを言ってもムダだよ。こうなった以上、面倒だけど力ずくで突破するしかないね」

「シンプルでいいじゃない。バカ神父、アンタは下がってて。そんな体じゃ戦えないでしょ?」
「……ぷはあっ! 問題ない。この通り、聖水と栄養ドリンクはまだまだあるからな」

「胃に穴が開くわよ……アンタ」

食い下がる気がないのは、メフィス達も同じだった。

「……魔族と人の子か。冥府を混沌に導くようなら、処断するのみ!かかってくるがよい!」

>>門番に力を示す<<


ケインズを救うため……負けるわけにはいかない!一気に行くわよ!

門番に力を示す!!

エピローグ


メフィスは(プレイヤー名)の力を借りて、ゲーティス攻撃を防いだ。
しかし、ゲーティスは顔を歪めて大剣に魔力を注ぐ。

「冥王様に命じられた役目は絶対に守る……。何があっても貴様らは通さぬ」

大剣を振り下ろそうとするゲーティスの体が動かない。
見れば、地中から現れた骨がゲーティスの体を拘束している。

「……なっ?骨が?……これはネクロマンシー?……まさか」
「まさかのまさか。そうです、私の術に驚いちゃってください」

メフィスたちはその声に嫌な予感がして背後を振り返る。
にぱっと微笑み、杖を振るう女性の姿があった。

彼女こそ、ケインズと同じ教皇庁に所属する先輩シスターにして、死者を蘇らせるネクロマンシーの術の使い手、ミルマールであった。

「このパイセンを忘れて、どこに行くつもりかと問いたいですよ、悪魔子さんとケインズ」
「てめっ、ミルマール……。後をついてきやがったか」

「冥府に行くんでしょう? ……一応私、冥王様とは契約をしたから、この術が使えるんですよ?」

死者を蘇らせるだけではなく、ミルマールは腐女子でもあった。

彼女の創りだした同人作品は、人間だけでなく様々な世界に存在する、複雑な愛の表現に心躍らす者たちにとって至高のクオリティを保っていた。

冥王は娘のためにミルマールの創った同人本を手に入れる代わりに、契約をしてやったのだ。
もちろん、そんなことを冥府の番人であるゲーティスは知るはずもない。

「冥王様に認められたというわけか……。くっ、ならば通るがいい」

ゲーティスは苦々しい顔で門を開いた。

ケインズはミルマールに尋ねた。

「ミルマール。俺のために来てくれたのか?」

「んー、ケインズのため、というより、作品のためですね。弱って死にそうなケインズ……それを支える悪魔子さん……。愛する者の命を救うべく、危機に飛び込む……。王道ですが、たぎりますね!」

「……俺が心配とかそういうやつじゃないんだな」
「おや。心配されたかったんですか」

ミルマールたちの言葉にレイティは肩をすくめて言った。

「……無駄話は面倒だからいいわ。とにかく行きましょう」

メフィスたちはゆっくりと瘴気漂う門の中へと足を踏み入れるのだった。

冥聖のロザリオ ~ダーク・チャーム~完

ついに開いた冥府への門!
彼女達の運命は……

180:冥聖のロザリオハデス・ロード~

>>2月3日 15:00~2月22日 22:59<<

開始前

冥府を進む一行。

ケインズを治す方法は
果たして見つかるのか?

プロローグ


ついに冥府へと足を踏み入れたメフィスたち。

「むっ。お前はネルガルの配下、メフィスだったな」

そこで、メフィスは意外な人物と出会った。

「アンタ……ジルドーだっけ?魔王の一人の……。なんで冥府にいるのよ?」
「我が臣下のロックハルトが困り者でな。折れた魔剣の修理と強化を施すために冥府に向かったと聞き、急いで追いかけてきたのだ」

魔界でも名の知れた魔剣士であるロックハルト。メフィスにも聞き覚えがあった。

「あれだけの使い手なら、心配する必要なんてないんじゃないの?」

「お前も感じてはいるだろう?冥府の瘴気のせいで、我々魔族は存分に力を発揮できない。ロックハルトも同じ条件のはずだ」

どうりで体が重く感じるわけか……と、メフィスは納得する。

「おお……。愛する臣下のため、自らの危険を厭わず冥府にまでやって来る上司!これはなかなかいい絵になりそうですよ!」

メモ帳を片手に、鼻息を荒らげるミルマール。

「臣下のために命を賭けるのは魔王として当然の務めだろう。さっさとヤツを連れ帰り、一緒に温かいご飯を食べたいんです」

「しかも家庭的!?主夫×やんちゃ部下のカップリング……!い、いけません、このままでは鼻血が……。ケインズ、ティッシュあります?」

「……おい。魔王だかなんだか知らないが、これ以上ミルマールを刺激しないでやってくれ」
「面倒な人が増えちゃったな……。と、着いたよ」

レイティが指差した先には大きな川があり、手前には小さな船着き場がぽつんと設置されていた。

「いい?ここからカロンの舟に乗って、罪人たちが住む檻を目指すの。そこにいる罪人が、呪われた箱を創った本人のはず。さぁ、冥府の住人に勘付かれないうちに」

「騒がしい声が聞こえると思ったら、侵入者か。罪深い魔族が冥府に来るということは、領土侵攻ということでいいのだな?」

「……言ってる傍から面倒なのが来ちゃったよ。もう、あなた達が大きな声出すから……!」
「待て!我はただ、部下を探しに来ただけなのだ!どうか、道を開けてはもらえないだろうか?」

しかし、ジルドーの言葉にエレボスは聞く耳を持たずに言った。

「欲深い魔族め。なれば、罪深い敵として処理させてもらおう。ドカンと、ド派手にな!」

>>解呪法を探す<<


強い敵を倒せば多くの【冥聖メダル】が貰えるのよ!

敵の情報は、他のプレイヤー達が「イベント掲示板」に書き込みしてくれるみたいだから、積極的に使いましょう!
イベント掲示板をみる

クエストね……。
ケインズを治す方法が見つかるかもしれないし、
やってみましょう!

解呪法を探す

冥界剣士バトル


エレボスを倒した(プレイヤー名)たちは、なぜか出会ったジルドーと共にアケローン川を渡ることにした。
メフィスは冥府の船守であるカロンにどこに行きたいのかを尋ねられた。

「この呪いの箱を創った連中はどこにいるのか知ってる?」

メフィスが箱を見せると、カロンは呟いた。

「ああ、それ……。カオスプリズン一の問題児、オルクスが創ったっていう箱だね。今も罰を受けているはずだよ」
「それじゃ、その牢まで急いで」

「モノ好きだねえ。あんなヤバイ奴にあいにいくなんて……。そういえば、オルクスに会いにいった奴が今日はもう一人いるなあ」

「ええっ?」
「なんか変な剣士だったけど、魔界からやってきたんだってさ。愛用の折れた剣を鍛えてもらいに来たらしい」

その言葉にジルドーが叫んだ。

「我に教えよ。その男はどこにいるのでしょうか?」

「ああ……、話してたら着いた。ほら、岸の方で剣を見て素振りしている男がいるだろ」

舟から降りて、ジルドーは駆けていく。

「ロックハルト……!ようやく会えた!貴様!我の下より勝手に出ていき、冥界に行くとはな……。おかげで心配したのですよ……」

ロックハルトと呼ばれた剣士はじろりとジルドーを見つめて言った。


「オイ。お前さん、俺の冥剣ちゃんを奪いに来たのか?」
「貴様、我を忘れたのか?……あのー、我ですよ?ジルドー。」

「知らんな……。なかなかの魔力を持ってるやつ。……どの程度の奴か手合わせしてもらおう!」

ロックハルトは巨大な剣をふりかざした。
剣は禍々しい気で満ちていた。

「ちょっとジルドー、その人、様子がおかしいわよ!」

メフィスは巨大な剣をふりかざす男の前に立ち、鎌で剣を防ぎながら言うのだった。

洗脳を解く

呪具職人バトル


ロックハルトの洗脳を解いたメフィスたち。どうやら正気に戻ったようだ。

「すまねぇ。俺としたことが主君に手を上げちまうとは」
「まったくだ。操られていたとはいえ、ちゃんと反省してくださいよ?」

「くっ……。オルクスのヤツめ。俺の剣に妙な呪いをかけやがって……!」

オルクス。その名前にメフィスが反応する。

「……!やっぱり、アンタもオルクスのところに行ってたのね」
「ああ。あの野郎、今すぐにでも仕返しに……ぐっ」
「落ち着けロックハルト!そのケガではまともに動けないだろう!あんまり無茶しないでください……」

ロックハルトを介抱するジルドーをよそ目に、メフィス達は冥府の岩穴を抜け、危険な囚人たちが集うカオスプリズンにたどり着く。
そこは、冥府の規則破りをした者たちが集う場所だった。
怪しい囚人の部屋を調べながら歩いていくうちに、ケインズの呪いの原因である箱を作った鍛冶屋、オルクスの姿を見つける。

「……やれやれ。今日は珍しく来客が多いな。魔族と……。人間か」
「アンタが箱を創ったっていうオルクスね?早速だけど、この人の呪いを解いてほしいの」
「ほう。箱を開けて生きているとはたいしたものだ。だが、代わりに呪いという代償を背負ったようだな」

「……どういうこと?」
「その呪いは、箱を開けて死に損なった者の命をじんわりと、死ぬまで吸い続けるものだ。フッ……念のためにかけておいた保険が役に立つとは思わなかったな」

ケインズの寿命を奪った呪いを解くよう、メフィスはオルクスに頼む。
しかし、オルクスは顔色一つ変えず、メフィスの頼みを断る。

「箱を開けたのは、そこの神父が勝手にやったことだろう?オレの知ったことではないな」
「な、なんですって……?」
「帰ってくれ。ああ、ついでに壊れた錠を取り換えるよう、牢番に頼んでおいちゃくれないか?先ほどの来客が派手に壊してくれたもんでな」

こちらを小馬鹿にするような態度にメフィスは手を出しそうになるが、ケインズがそれを止める。

「一つ教えてくれ。なぜ、錠が壊れているのに脱獄しないんだ?」
「答える必要はない。オレはただ、自分の道理に沿ってここに留まっているだけだ」
「……バカ神父だのイカ神父だの言われてる俺だが、目を見りゃわかる。お前は、なにかに対して罪の意識を感じている」

オルクスの瞳が、ギラリとケインズを睨みつける。

「そういえば神父でしたね、この人」
「私もすっかり忘れてたわ……」
「……お前ら、少し黙っててくれ」

ピリピリとした雰囲気を一瞬でぶち壊すミルマールとメフィスに辟易しながらも、ケインズは続ける。

「錠のない牢屋に閉じこもってるのがいい証拠だ。その罪……。懺悔しろとまでは言わないが、話してくれないか?そうすれば、俺達はおとなしく引き下がる」
「…………。なるほど。聖人らしい問いかけに見せかけた取引といったところか。食えない神父だな」

オルクスは自分のことを話す気はない。しかし、話さなければメフィス達はいつまでもここから離れない。

「悪いが、懺悔する気も取引する気もないんでな。それでもここから離れないというのなら……」

炎を纏いながら、オルクスは背中から巨大なハンマーを抜く……。

「仕上がったばかりの炎槌ディス・パテルで、お前達の淡い希望を潰す他あるまい……ッ!」

迎え撃つ

冥神三衆バトル


「悪いが、寿命を返すわけにはいかない。娘のためには、どうしても……」

オルクスは懺悔するように語り始めた。
彼には病によって余命いくばくもない幼い娘がおり、もはや死を待つ他ない状況なのだという。

そこで、彼はディビュークによって吸い取った寿命を娘に与えるという、恐ろしい方法を思いついた。

「今までディビュークを使って何人もの命を奪い、その命を娘に与えてきた。おかげで娘は少しずつだが回復している。もっとも、供給を続けなければすぐに悪化してしまうが、な」

ゆえに、ケインズの命も返すわけにはいかない……。事情を聞いたケインズは、少し考えたあとに口を開いた。

「なら、呪いを解く必要はないな。俺の命ぐらい、いくらでもくれてやる」
「……!ちょっとケインズ、どういうつもり!?そんなの絶対に許さないわよ!」

オルクスの行為が残酷なものと知りつつも、聖職者であるケインズは、その理由自体を否定する気にはなれなかった。

「俺が命をくれてやらなきゃ一人の子どもが死ぬかもしれない。なら、俺は喜んでこの命を最後まで差し出すさ」
「なによ、それ……。自己犠牲がカッコイイとでも思ってるの?」

「俺はもう十分生きたさ。十分に満たされた人生だった……。メフィス、お前のおかげだ」

ケインズの言葉にメフィスは一瞬、言葉を詰まらせる。

「……そんなこと、言わないでよ。今、そんなこと言われたって……私……」
「今しかないんだ。今じゃないと、もう伝えられないだろ」

そんな二人の様子を見たオルクスの表情が、僅かに緩む。

「箱を貸せ。神父の呪いを解くことはできんが、箱の中の命を返すことは可能だ。呪いによって命は吸われ続けるが、解呪法を探すだけの時間は十分に手に入る」

手を差し出すオルクス

「娘のために誰かの命を利用する。なんの迷いもなく選んだ方法だったが……。犠牲となる誰かにも大事な者がいる。そんな簡単なことに、オレは気付けなかったようだ」

「よせ、オルクス。俺に寿命を返したら、アンタの娘は……」
「娘は、自分が他の生者の命によって生かされてることを知らない。アイツは、こんな方法は望まないはずだ」

「……。でも、娘のことはどうするのよ?」
「他の方法を探すさ。娘と相談して……な」

「ようやく見つけたわ……。侵入者ども」

メフィス達の会話を遮り、三人の刺客がメフィス達の前に現れる。

ハデス様の冥府に侵入するなんてよくないわ……。よくないから、さばいちゃうわ」
「我が愛槍グングニルで、その心臓を貫いてあげましょう!見ていてください、ハデス様!」
「フフ……。素敵な血の花を咲かせてね」

言葉を交わす間もなく、刺客達は容赦なく襲いかかってきた……!

討伐する

冥界父娘バトル


「はぁ、はぁ……。な、なんだったの?アイツら」
冥王ハデス直属の部下達だ」

息を切らすメフィスの疑問に、オルクスが答える。

「冥界では今、冥王ハデスと死神タナトスが冥界の支配権を巡って争っている。どうやらお前達はタナトス側の刺客と思われているようだな」

「そう……。そして、それは我にとって非常に好都合なのだ」

声が聞こえるのと同時に、メフィスは手元にあったはずのディビュークが消えていることに気が付く。

「な、なにすんのよ!その箱を返して!

「おお……。思った通り、芳醇な生命力が大量に込められておる。これを喰らえば、今すぐハデスを倒すことも可能。待っているがいい、冥王よ……!」

声の主は霧のように姿を晦ませた。

「……!ま、待ちなさい!」

追いかけようとするが、すでに女の気配はこの場から消えていた。

「……なんてこった。まさか、タナトスが直々に箱を持っていくとは」

オルクスの言葉に、メフィス達は狼狽する。

「い、今のヤツがタナトスなの……?」

「ああ。しかも、ヤツは他者の命を喰らって力を蓄える。おそらく、箱の中の命を全て喰うつもりだろう」

少し考えたあと、ミルマールが口を開く。

ハデスのところへ行きましょう。あの口ぶりですと、タナトスハデスのいる場所へ向かった可能性が高いですし」
「……でも、私達ってハデスに敵だと思われてるのよね?歓迎してくれるとは思えないんだけど」

「ふふ、ご安心を。実は、冥王の娘さんはこのパイセンの同人誌のファンなのです!すでにSNS(シニタイネットサービス)で『お宅へお邪魔します』とDM(デスメッセージ)を送っておきました!」

「お前……。冥界にまで珍妙な本を普及させてたのか」

冥世も末だな、と呆れるケインズ。

「……。オレも行こう。神父に寿命を返せるのはオレだけだ。もっとも、箱の中身がすでにヤツの腹の中だとしたら手遅れだが、な」

追いかけてきた牢番を殴り倒したオルクスを加え、メフィス達はカロンの舟でハデスの居城へと乗り込んだ。

「ミ、ミルマール師匠!?わああ、よくいらしてくださいましたっ。師匠の新作!新作が見たいですっ!」

薄い本を片手に持った少女が狂喜し、ミルマールに飛びつこうとする……が、背後の大男がそれを止めた。

「貴様ら……タナトスの手下だな!?我が愛しき娘をたばかるとは……ゆ、許さぁんっ!!」
「ま、待って!私達はタナトスの刺客なんかじゃないわ!」

戦う気はないと、メフィスは必死に訴える。

「そ、そうですお父様!話を聞いてあげてください!」

「うん、チョーっと待っててね、ニクスたん。パパ、今から愚か者達を塵に変えるからねー。あ、ついでにそのくだらない本も焼却しちゃおうねー」

「……!くだらない本、ですってぇ……?お父様、撤回してください。さもないと……こうです!」

父を攻撃する娘。しかし、力を制御できておらず、その攻撃はメフィス達をも巻き添えにする。

「ちょ、ちょっと!どうするのよ、これ!?」

こうしている間にも呪いによって命を吸われ続けているケインズが、やれやれとため息を吐きながら答える。

「どっちも周りが見えてないな……。しょうがねぇ、二人まとめて止めるぞ!」

バカ親子を止める

死神討滅バトル


ハデスニクスを止めることに成功したメフィス達。

「ほう……。予想通り、だいぶ消耗しているようだな。冥王ハデスよ」

その声に、ハデスは驚愕の声を上げる。

「タ、タナトス!?バカな……今までとは明らかに違う……。どこでそのような力を!?」

ゆらり……と、タナトスの鎌が動く。その切っ先は真っ直ぐ、ハデスの方へ向いていた。

「……!お父様から離れてくださいっ!」
「ニ、ニクスたん!?危険だ、離れるのだ!!」

……肉を抉る音が、周囲に轟いた。

「っ……。無事……の、よう……だな……よかっ……た……」
「……!お、お父様……お父様ぁーー!!」

娘を庇い、地に伏せるハデス

「……呆気ない幕切れであったな。おっと、忘れていた。貴様らにこれを返さねば」

タナトスはメフィス達にディビュークを投げる。それを拾ったオルクスの瞳が、大きく見開いた。

「箱の中の命を……全部、喰ったのか?」
「実に美味であったぞ。特に、神聖な力を内包していた命。アレは良かった。少しイカの風味がしたがな」

ケインズの命は、すでにタナトスの一部と化していた。

「そ、そんな……!か、返して。ケインズの命を返しなさいっ!」
「ん……?ああ、あのイカの命の持ち主はそこの神父であったか」

瞳を潤ませるメフィスの訴えを、タナトスは鼻で笑い飛ばす。

「愚鈍な悪魔よのう。一度消化したものを元に戻せるわけがなかろう。箱の中の命は、全て我が血肉と化したのだからな」
「な、なによ……なによ、それ……そん、な……そんなのって……」

悪魔の瞳から一滴の涙が落ちる。一人の人間のために零れ落ちた滴は、その数を少しずつ増やしていく。

「さて……。今、冥王の座は交代した。次は、生きとし生ける者全ての魂を喰らうため……地上への侵攻を開始するとしよう」

「……。俺の命を喰ったのか。なら、腹を壊さないよう祈っときな。死神さん」

聖水をがぶ飲みしながら、ケインズがイノセント・シンを構える。

「……理解できぬぞ、人間。我を倒したところで貴様の命が戻るわけではない。だというのに、なぜ刃を交えんとする?気でも狂ったか?」

「そうかもしれねぇな。我ながらどうかしてると思うぜ。けどな」

メフィスの前に立ち、ケインズは言った。

「俺の女を泣かせやがったんだ。戦う理由なんざそれで十分だ」

その言葉に、メフィスは顔を上げる。

「立て、メフィス。あの死神を放っておくわけにはいかない」
「……アンタの命が戻らないなら、もう……戦う意味なんて……」

「最期はお前に看取られながら安らかに……って、前から決めてたんだ。けどよ……あの死神がいると、とてもだが安らかに逝けそうにねぇんだ」

ケインズはメフィスの頭を撫でながら、小さく笑った。まるで、少年のように。

「……………………バカ」

メフィスはケインズの隣に立ち、武器を構えた……!

死神を滅する

エピローグ

メフィスが隙を作り、ケインズはその間に呪文の詠唱を始める。

「な、なんだこれは!喰らった命が、疼く……?体の内側が、熱い……ぐ、ァ……ッ!」

……すると、タナトスの体が内側から轟々と輝き出す。

「言ったろ?俺の命なんか食ったら……。腹ぁ壊すって」

自らの内側から迸る激光に飲み込まれ、タナトスは霧となって消滅した。

「……!ケインズ、ケインズ!!」

同時に、呪いによって魂と体を繋ぐ僅かな生命力さえも吸われ……。ケインズの体は地へと落ちた。

メフィスは誰よりも早くケインズの元へ駆け寄り、彼の上半身を抱き上げる。

「オ、オルクスさん。タナトスが箱の中身を食べたあとも、箱はケインズの命を吸い続けていたんですよね?なら、その僅かな命を返せば、少しくらいは……」

「……。神父の体がもう限界を超えている。命を吹き返すためには、この量ではあまりに少なすぎる」

箱の中の僅かな命を吹き込んでも、もう意味がない。オルクスは残酷な真実を告げる。

「……天国って、あると思うか?」

メフィスにしか聞こえない小さな声で、ケインズはつぶやく。それは、かつて一人の少女がケインズに問いかけた言葉だった。

「……バカじゃないの?神父が悪魔に、そんなこと聞くなんて」
「……聞きたいんだ。最期に……。お前の口から」

震える声で、メフィスは答える。

「誰も見たことがないんだから、そんなのわからないわ。だから、今だけ……。この瞬間だけを、生きればいいのよ」

ケインズは目を閉じながら、満足げに微笑む。そして、ゆっくりと目を閉じる。

……同時に、ディビュークの呪いはケインズの体から命と共に消滅した。

抜け殻となったケインズの体を、メフィスはなにも言わず、力強く抱きしめる。

「…………。悪魔子さん」

ミルマールがゆっくりと口を開く。

「一つだけ、方法があります。命の量が足りないなら、増やせばいい。大変なリスクを伴いますが」
「…………え?」

「悪魔子さんが箱を開け、中に命を吹き込むんです。そして、その命をオルクスさんがケインズに与えれば……」
「待て。箱を開ければこいつは呪われる。神父が蘇っても、今度は……」

オルクスの言葉に、ミルマールは珍しく感情を荒らげる。

「だから、リスクを伴うと言ったでしょう。けど、これ以外に方法は……」
「構わないわ。それでケインズが蘇るのなら……。私の命なんて、いくらでも渡す。始めましょう。時間がないわ」

メフィスの迷い無き瞳を見て、ミルマールは自らの発言を、オルクスは箱を創ったことに後悔の念を抱く。

「……。箱を使う必要などない。冥王である我輩ならば、他者の命を分け与えることなど容易い」
「え……?」

声のした方へ振り返るメフィス。そこには、娘の手を借り、ふらふらと立ち上がるハデスの姿があった。

「もっとも、この行為は冥界の戒律に反する。我輩は冥王の座を失い、カオス・プリズンにて永遠を過ごすことになる。しかし、タナトスを滅し、冥界を救済へと導いた功績は賞嘆に値するものだ」

従って……と、ハデスは続ける。

「我輩は冥王として、救冥主である貴女に敬意を表し、褒賞を与える義務がある」
「お、お父様……!」
ニクスたん……。いや、冥姫ニクスよ。冥界を頼んだぞ」

傷ついた体を引きずりながら、ハデスは娘の元から離れ、メフィスの眼前に立つ。

「しかし、救冥主よ。悪魔と人間の命は、元より性質が大いに異なる。たとえ悪魔が百の命を与えようと、それは人間にとって十ほどの命にしかならぬ。それでも構ぬというのか?」

冥王の言葉を受け、メフィスは考える。

人間の十倍以上の寿命を持つ悪魔にとって……それは、つまり……。

「よかろう。して、人間を愛する悪魔よ。この者に、いくほどの命を分け与えるつもりか?」

荘厳な、しかしどこか優しさを含んだ冥王の問い。

「……私は」

……メフィスは、迷うことなく答えた。



……

………

……どれだけの時間が経ったのだろう。

寝慣れたベッド、見慣れたテーブル、やりかけのボードゲーム。

しかし、ぼんやりと目を覚ましたケインズが最初に見たのは……。

「……。ははっ、マジで天国に来ちまったみたいだな」
「なに言ってるんだか……。寝ぼけてるの?」

ベッドの脇に座っている、一人の少女の姿だった。

「ちげぇよ。人間は最高に幸せな時にも天国って言葉を使うんだ。だから、ここは天国だ」
「なにそれ……。変なの」

文句を言いながら、メフィスは頬を紅く染める。

「あのあと、どうなった?どうして俺は生きてる……?」

メフィスはケインズが倒れたあとに起こったことを包み隠さず、全て伝えた。

「私の人生のほとんどをあんたにあげたから……。これでお互い、死ぬ時もほぼ一緒ってことね」
「お前……!どうしてそんな無茶をした!?」
「どうしてって……。そ、そんなの…………す…………」

負い目を感じるケインズに、メフィスは小さな声で言った。

「……き、だからに……。決まってる、でしょ……。バカ」

二人はしばらく見つめ合う……。が、メフィスは恥ずかしさのあまり視線を逸らしてしまう。

「……も……。文句、ある?」
「……………………。いや。ない」

そういえば……と、ケインズは思い出す。

『俺の女を泣かせやがったんだ。戦う理由なんざそれで十分だ』

今思えば、なんと恥ずかしい言葉だろう。ミルマールに聞かれていたとしたら一生ネタにされそうだ。

「私の命、いっぱいあげたんだから。その……。せ、責任を……」

「メフィス」

……そんなことを考えながら、ケインズはベッドから起き上がり、メフィスと向かい合う。

「……。お前がくれたものを、俺は一生をかけて返していきたい。同じ時間を、共に過ごしたい」

二人の視線が、互いの眼を捉えた。

「好きだ、メフィス。傍にいてほしい。この瞬間も。これからも、ずっと」
「ぁ…………」

メフィスは瞳を潤ませながら、しかし今度は視線を逸らさず、返事を返す。

「……。傍にいるわ、どんな時も。あんたがいない私なんて……。いないのと、同じだもの。だから……。お願い……」

悪魔の華奢な体を、神父は抱き寄せる。

「離さないで、ケインズ」

――彼の見舞いは、もう少しあとにしよう。

部屋に入るタイミングを伺っていた(プレイヤー名)は音をたてないよう、ゆっくりと家をあとにする。

「むほぉ!あ、あのあの、(プレイヤー名)さん!式はいつになると思いますか!?パイセン、さっきから妄想が止まらないのですがっ!はぁ、はぁ……っ!」

……ついでに、鼻血をボタボタと垂らすミルマールも追い出しておくことにした。

冥聖のロザリオハデス・ロード~完

アイテム一覧


【冥聖メダル】
冥花アスフォデルス
冥府に咲く花。かざせば不思議な力を持ち主に与え、一定時間数倍の距離を探索
腐女の缶バッジ
腐女のキャラ愛に溢れたバッジ。その溢れんばかりの愛で一気に探索距離を得ることが出来る
ゴッド一発栄養ドリンク
誘魂メガホン
誘魂メガホンの欠片を17個集めると誘魂メガホンと交換できます
彷徨える魂を導くメガホン。一定の周波数に設定して声を放つことで、メガホンの所持者がどこからともなく現れる。
誘魂メガホンの欠片
誘魂メガホンの欠片。不思議な力を宿したメガホンの一部。拡声の仕組みは持ち主ですら把握していない。欠片なのでこのままでは役に立たない。

サイフォン・レンクロール(攻撃力:400以上)
魔王ジルドー愛用の宝鉤。絡んだ者の魔力を吸いとる力がある。
罪覇砲(攻撃力:350以上)
周囲の罪を吸い込んで弾丸にする大砲。冥龍すらも一撃で葬る力を有する。
冥誘ノ櫂(攻撃力:350以上)
魂を運ぶ船守カロンが使用しているオール。特殊な力が付与されており、激流に逆らって舟を進めることも可能。
【期間】
2月3日 15:00~2月22日 22:59

戦闘概要

宿命魔聖バトル 詳細

探索中に、ゴッド一発栄養ドリンクが手に入ることがあります
ゴッド一発栄養ドリンクは、雪道魔塞バトル・雪道妖影バトルで勝利すると得ることができます
ゴッド一発栄養ドリンクを所持していると、それを狙う魔痕祈者ケインズとの宿命魔聖バトルが発生します

イベント終了までに集めたゴッド一発栄養ドリンクの数に応じてレアキャラやアイテムをプレゼント
達成報酬は達成した数までのものが全て貰えます

冥界剣士バトル 詳細

ドロップアイテムpt系
2月4日 0:00 ~ 2月7日 12:59の期間で、冥界剣士バトルを開催します!開催中は冥剣士ロックハルトが討伐対象として現れます
<狂石のブローチ集めてアイテムGET>

戦闘中に冥剣士ロックハルトから時々、狂石のブローチを得ることがあります 集めた狂石のブローチの数に応じて、レアキャラや豪華アイテムをプレゼント

<Wドロップタイムで大量ドロップを狙え!!>
冥剣士ロックハルトとの戦闘中、一定確率で5分のWドロップタイムに突入します
Wドロップタイム中は冥剣士ロックハルトからドロップする狂石のブローチの数が2倍に


呪具職人バトル

1日のメダル報酬
2月7日 15:00 ~ 2月10日 12:59の期間限定で、オルクスが討伐対象として現れます
期間中は、毎日一定数の冥聖メダルを獲得した方に、豪華賞品をプレゼントします




冥神三衆バトル

3バカ
2/10 15:00 ~ 2/15 12:59の間、冥神三衆バトルを行います

期間中に出現する冥界の者達と戦闘し、見事打ち勝つと冥聖メダルを獲得できます
各冥界の者達との戦闘で15万枚の冥聖メダルを得ると、それぞれの冥界の者達をプレゼント

【冥神三衆バトルランキング】
各冥界の者達との戦闘で得た冥聖メダル枚数によるランキングを実施します
ランキング上位者にはレアキャラをプレゼント
ランキングは、期間毎に行われる冥神三衆バトルデイリーランキングと、冥神三衆バトル開催期間(2/10 15:00 ~2/15 12:59)を通して行われる冥神三衆バトルランキングがあります


冥界父娘バトル

2/15 15:00 ~ 2/21 12:59の期間限定で階級別タイムリーランキングを開始致します
期間中はニクスハデスが討伐対象として登場します
>>キャラの詳細はコチラ

【上位階級を目指そう!!】
上位2階級は勝ち抜いた人のみが参戦出来る特別な階級となります
この特別な階級は、より豪華な賞品が獲得出来るので是非挑戦してみてください

【報酬が入れ替わる!!】
2/18以降のランキングから報酬のアイテムの一部が入れ替わります
入れ替え後の報酬もお楽しみに

【開催時刻】
階級別タイムリーランキングでは、1時間で与えた総ダメージ数を階級別で競います
開催時刻は以下の通りです







死神討滅バトル

最後の戦い
2/21 15:00 ~ 2/22 22:59限定でタナトスが現れ、最後の戦いが行われます
期間中46万枚の冥聖メダルを獲得した方にはタナトスをプレゼント致します

さらに0時、8時、12時、15時、19時、21時、22時台に各1回ずつ、タナトス・デストルドーが討伐対象として出現します


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