神聖ビブリオ_プロローグ

 
最終更新日時:
story by 佐島但馬


99 :神聖ビブリオ ~Wonder Story~

 11/6 15:00 - 11/18 22:59

開始前

あらゆる物語が収められている巨大図書館

本の中から英雄が飛び出す時
大いなる物語の幕が開く!

プロローグ

インクと紙の匂いが漂っている。

(プレイヤー名)がゆっくりと目を開くと、ぎっしりと本が詰まった棚が並んでいる。

どうやら新しい世界に来たらしい。

「本当に申し訳ありませんが、本日の図書館の利用は控えていただいてもいいでしょうか?」

後ろを振り返ると、少女がぺこぺことお辞儀をした。


「ありゃ、利用者ではないのですか?」

(プレイヤー名)は別の世界から来たばかりだと告げると、少女は突然目を輝かせた。

「別の世界から……。もしかして、あなたなら原因がわかるかもしれませんね!」

――原因?

意味も分からず(プレイヤー名)が首をかしげていると、少女は早口で話し始めた。

「ここ、夢幻図書館ではあらゆる物語が書かれた本が収められているんですが、突然本が開いて英雄たちが飛び出してしまったんです!」

少女は困惑した顔で(プレイヤー名)を見つめ、言葉を続けた。

「どうかお願いします!私と一緒に原因を探ってもらえないでしょうか?あの、私、司書のジュリアって言います!」

その時、向こうの廊下からガヤガヤと声が聞こえた。

「何か始まったようです……!行きましょう!」

事態を把握する!



一体、夢幻図書館に何が起こったのか確かめなくちゃ、ですね!

とりあえず500km位、進んでみましょうか!

それじゃあ、行きましょう!

騒動を治める!

愛の書棚 探索開始!!

図書館を駆け回る英雄たちを見て、ジュリアは困惑した様子で呟いた。

「みんな、とり憑かれたみたいに駆け回っていますね。もしかして、英雄たちは、自分たちの物語を忘れちゃったのかしら?」

その時、廊下の奥の部屋でゴトゴトと音がした。

――誰かがいるのだろうか?

(プレイヤー名)たちが音のする方へ行くと、部屋から新たな英雄たちが飛び出した。



「わあっ、正義の英雄、桃太郎!わあっ、マテリアもいる!……魔界の王、ジルドーね!」

他にも次々と英雄たちが出現し、図書館の廊下を駆け回り始める。

「次々と出現する英雄……。これはきっと偶然じゃないですよね。誰かの仕業だとしたらなんのために……?」

ジュリアは険しい表情を浮かべ、図書館の部屋をくまなく調べることにしたのだった。

事態を把握する!

命の書棚 探索開始!!

ジュリアが声を潜めて言った。

「向こうの棚に今、影のような者が見えました……!」

棚を指さすジュリア
そっと近づいた瞬間、棚が輝く。



またしても新たな英雄たちが飛び出してきたのだ。

「わあ、孫悟空!それからイフリータ!幽霊のユウリもいるわ!全部全部、好きな英雄たちばかり!」

他にも様々なキャラクターたちがジュリアの傍を疾走していく。
ジュリアは情けない顔で呟いた。

「あっ!出てきた英雄たちに夢中になっているうちに……。犯人がどこかに……。私って本当にどうしようもない司書……。」

悲しそうにため息をつくジュリアを励まし、(プレイヤー名)たちは再び館内を捜索するのだった……。

事態を把握する!

エピローグ

(プレイヤー名)たちが図書館の隅々を調べていると、突然周囲の空気がバチバチと音を立てる。

ジュリアは不思議そうな顔をして周囲を見回した。

「今の音……。一体、何ですかね?」



背後からジュリアの同僚イプニッツが現れる。

「私の術ですよ。犯人が逃走できないように図書館の出入り口を全て透明な壁で封鎖しました……。あとは丹念に調べていけばきっと見つかるでしょう。」

その時、図書館の奥で不気味な笑い声が響いた。

「もしかして……。犯人、ですかね?」

緊張で強張るジュリアの顔を見つめ、イプニッツが小さく頷く。

「用心したほうがいいでしょうね。目的がなんであれ、物語を盗むほどの者ですから……。」

(プレイヤー名)たちは覚悟を決めて笑い声のほうへと近付くのだった。

神聖ビブリオ~Wonder Story~ 完

企みを阻止する!

100:神聖ビブリオ ~Lost Story~

 11/19 15:00 - 11/20 22:59

開始前

館内に侵入した謎の影。
少女が邪悪な企みを知る時
物語世界に危機が迫る――

魔術師を倒そう!!

プロローグ

(プレイヤー名)たちは笑い声の方に近づくが、人の姿は見当たらない。

「どこへ行ったのかしら?」

「フフフ。私をお探しですか?」

今度は背後から声が聞こえた。
(プレイヤー名)たちが声の方に振り向くと、杖を手にもった女性が現れた。



「……英雄たちがマスターブックから飛び出したのは、あなたのせいね?」

ジュリアが強い眼差しで見つめると、女は妖しく微笑んだ。

「あれは物語を転送する時に一時的に起きる現象ですよ。大丈夫、いずれ英雄たちは消えます。」

「転送?消える……?何をしようとしているの?」

「フフ……。新たな世界を創るために必要なことですよ。」

「新たな世界?何を言ってるのよ!司書の誇りに賭けて、物語は絶対に返してもらいます!」

毅然と叫ぶジュリアを見つめ、女は杖を構えた。

「強情な方ですね……。組織の邪魔をする者は消えてもらいましょうか。このシモーヌの転送の術によって!」


企みを阻止する


英雄達の危機、救わなくちゃ。

さあ、行きましょう!

企みを阻止する

エピローグ

(プレイヤー名)たちの協力でシモーヌを倒したジュリア

倒れているシモーヌの杖をオッカムが拾い、指先でゆっくりと撫でている。

オッカムさん、何をしているんです?」
「杖から発している微量な魔力から、物語の転送先を調べているんですよ。」


「さすがオッカムさん!頼りになりますね!」
「あなたに褒められてもちっとも嬉しくもありませんが……。」

オッカムは冷静に呟き杖をしばらく触っていたが、やがて「わかりました……」と呟いた。

「転送先の地に行きたいところですが磁場がかなり荒れていますね。私だけの力ではゲートは開けませんねえ。」

すると、傍に来たピュロンが元気良く答えた。

「場所だけ分かれば、私が磁場を取り除くぞ!」
「それではピュロン。頼みましたよ……。」

話し合っているオッカムたちの傍でジュリアだけが不思議そうな顔で尋ねる。

「えーと、転送の地に行くってことは、ここを離れるってことですか?それって危険なんじゃ、ない、ですか……?」
「ええ、危険ですよ。でも、いかなければ物語は取り戻せませんしねえ。」

オッカムは面倒くさそうな顔で呟くのだった。

神聖ビブリオ~Lost Story~ 完

物語を取り返そう!!

101:神聖ビブリオ ~True Story~

 11/21 15:00 - 12/9 22:59

開始前

盗まれた物語を追う少女
そして出会う歪んだ悪意



敵の思惑が明らかになった時
物語世界に訪れるのは光か、闇か……?

オープニング

仲間たちの力によって、盗まれた物語を追って異界にやってきた(プレイヤー名)たち。
そこは尖った岩山や、奇妙な遺跡のようなものが見える不思議な場所だった。
周囲を見つめ、ジュリアは困惑した表情を浮かべる。

「ここに、盗まれた物語があるのね……」

その時、岩陰から何者かが現れた。
それは布のようなものを手に持つ女戦士だった。



「へえ、ここまで来ちゃったのかい……。図書館のみなさん」
「物語を盗んだのはあなたたちね!」

ジュリアの言葉に女戦士は微笑んだ。

「ああ。我々〝ノンクレジット〟の崇高なる目的のために利用させてもらうよ」
「ノンクレジット?……それは一体何ですか?」
「語る必要はない。君たちはこのノイラートの剣で死ぬのだから」

その時、巨大な龍が舞い降りる。

「おや、サンクション。知を求めてきたのかい?」
「ああ……。なかなか美味そうな〝知〟だ」

龍は大きく吠えると、凶暴な眼差しで(プレイヤー名)たちを見つめる。
ジュリアは覚悟を決めてノイラートたちを睨んで叫んだ。

「あなたたちが物語を使って何を企んでいるのか、教えてもらいますからねっ!」

企みを暴く

急襲裁断バトル

(プレイヤー名)たちはノイラートたちを倒し、ノンクレジットの企みの一部を知ることが出来た。

「マスターブックを使って、世界の秩序を壊すなんて……。全く愚かなことを考えますね」

オッカムが呆れ声で呟くと、ジュリアが不思議そうに尋ねた。

「そんなことできるんですか? 図書館の大事な本っていうのはわかりますが、そんな力があるなんて……」
「マスターブックはただの英雄譚ではありません。唯一神が作りだした、様々な次元で起きた善悪の対立をシミュレーションした実験結果であり、善悪の基準値を定めるためのものです」
「そんな大事なものだったんですか……」
オッカムは小さく首を振り、ため息をついた。

「やれやれ。ジュリア、あなたは本当に何も知らないのですね。悪用すれば世界の在り方に影響を与える力があるものですよ。ただ、相応の術者でもない限りはマスターブックの内容に手を加えるなどとてもできません……。転送はされましたが、内容の改ざんは難しいでしょう……。ん?」
オッカムさん、どうしたんです?」
オッカムが何かを感じ取ったのか、ジュリアの身体を強引につかんで伏せさせた。

「いきなり何をするんですか、オッカムさん!」
「避けなければ、真っ二つでしたよ、あなた」


(プレイヤー名)たちの目の前でハサミを持つ少女が立っていた。

「フフッ……。私のハサミを避けるとはね。たいした司書さんだね!」
「奇妙なハサミを使う方ですね……。ノンクレジットにはいろんな方がいるものだ」

オッカムの言葉にハサミを持った少女が不敵に笑った。

「フフッ、私はユルゲン。勘のいい司書さんたちに色々邪魔されちゃ困るからさ。ここで裁断させてもらうよ!」

武器の謎を暴く

魔鐘幻惑バトル

(プレイヤー名)たちの作戦でユルゲンのハサミ攻撃を破ることに成功した。
奇妙な形の岩山を越えていくと、遠くに城が見える。

「あの城から強い魔力を感じますね……。おそらく、盗まれた物語もあそこにあるのでしょう。さあ、この先は断崖です。空を飛んでいきましょうか」

オッカムが両手を広げ、空を飛ぶために風を集めようとした時、背後からチリンと音が聞こえた。

(プレイヤー名)たちが振り返ると、ハンドベルを持った少女が立っていた。



「はい~。実験が終わるまでは、このフーコーが何者も通すわけにはいきません~。」
「実験?あなたたち、一体マスターブックを使って何をしようとしているんですか?」

その時、空間から鉄球を持った女性が突如現れ、傍らのフーコーを厳しい目つきで睨みつけて言った。

フーコー。組織の秘密を洩らそうとしなかっただろうな?」
「はい~。ノヴァーリス様、大丈夫です~。何も言ってません~。すぐに倒します~」

フーコーは魔力を込め、鐘を強く振った。
周囲の光景がぐにゃりと曲がっていく。

「なにこれ?目が、目がおかしくなったみたい!」
「はい~。これであなた方は私に触れられません~。」

フーコーの笑い声が響く。
オッカムは傍にいるジュリアにそっと囁いた。

「どうやら、あのハンドベルが幻惑を見せる鍵になっているようですね……。ジュリア、あれを奪いとりますよ?」

幻惑を破る

書愛真贋バトル

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ジュリアたちはフーコーたちの連携攻撃(プレイやー名)たちの機転で破ることに成功した。
その時、ひとひらの羽がジュリアたちの目の前に落ちる。

「……何かしら?」
羽は大きく輝くと杖を持った天使の姿へと変わる。



天使は驚くジュリアを見つめて微笑んだ。

「なんと無邪気な子でしょう。その羽根ペンを持っているということはあなたが夢幻図書館の司書ですね」
「そうです。あなたは……?」
「私はデモクリトス。その羽根ペンに〝叡智の力〟を与えた者。しかし、あなたはまだその力を完全に解放できていないようです。それゆえ、私が指南しに現れたのです」
「力の解放……?このペンには不思議な力が他にもあるんですか?」

困惑するジュリアに、デモクリトスは微笑んで頷いた。

「解放するには、物語を愛する気持ちをペンに注ぎ込まなくてはならないのですよ」
「それなら私、大丈夫です!物語を愛してますから」
「なんという自信でしょう。……ならば見せてください。あなたの愛と力を!」

物語への愛を示す

創世堅守バトル

ついにジュリアデモクリトスの教えで、羽根ペンの力を解放することに成功した。

喜びもつかの間、大地が大きく震動し始めた。

「……どうやら何かが起きる前触れのようです。急ぎましょう!」

(プレイやー名)たちは、オッカムの術で断崖を渡りノンクレジットのアジトである城へとたどり着く。
巨大な門が開き、(プレイやー名)たちの目の前に3人の男女が立ちはだかった。



「貴様ら、その程度の人数で我らの崇高なる目的を邪魔しに来たのか?」

軍服姿の男が冷たく微笑むと、傍らの白い翼の少女が燃えるような瞳で(プレイやー名)たちを見つめて言った。

ハイデッガー。油断しない方がいい。こいつら、他のメンバーを倒したらしいからね。悪いがボクは全力を出させてもらうよ!」
「身体機能、魔力、ともにたいした連中ではないみたいだけどネ。私たちが連携すれば余裕カナ……」

銃を持った少女がこちらを分析するように呟くと、オッカムは3人を意地悪そうな目つきで眺めて挑発する。

「魔族と天使、そして高度な知的生命体。バラエティに富んでいてまるでうちの図書館のメンバーみたいですねえ。ノンクレジットの皆さんもどうやら分別がないようで……」
「善悪も種族も関係ない。全ては唯一神が創りだした勝手な分類だ。だが、やがてそれらも一新される!新世界が訪れるのだ」
「そのためにマスターブックを奪ったのね……。あなたたちのワガママで世界を壊させなんかしないわ!」

ジュリアの言葉にハイデッガーが不敵に口角をあげた。

「ならば、かかってこい。貴様らを倒し、我々の任務を完了させよう」

企みを阻止する

進化究明バトル

仲間たちの力を結集させてハイデッガーたちを倒した(プレイやー名)たち。
(プレイやー名)と二手に別れ、ジュリアは城の階段を昇り、盗まれた物語を探した。
壁に突如、古めかしい扉が出現する。
ジュリアは驚きつつも、ゆっくりと扉を開くと、周囲は漆黒の闇に包まれた。

「ここじゃないみたいですね……」

出ようとした瞬間、扉が跡形もなく消え失せる。

「どういうこと……?もしかして罠かしら?」

その時、背後から低い声が聞こえた。

「訪れし者よ……。其方は『進化に至る道』を示す者か?」



ぼんやりと光が灯り、ジュリアの目の前に禍々しい椅子に座った男が現れた。

「進化に至る道……?私は扉を開けたら突然ここに来ただけで……」
「偶然などない……。このストリゴイに解を示せる者だけが無限の闇への扉を開けるのだ……」
「あの申し訳ないですが、それどころじゃないんです。早く戻らないと世界が大変なことになってしまうんですっ!」

ジュリアの言葉にストリゴイは鋭い目を光らせた。

「答えぬなら力で問い、其方の叫びから真理を探ろう!」
「もう、わからないって言っているのに……。邪魔をするなら仕方ありません!」

進化の解を示す

創神召喚バトル

知恵と力をストリゴイに認められ、ようやく元の城に戻ってきたジュリアたち。
ジュリア(プレイやー名)たちと合流し、意を決して奥に進むと、巨大な扉を発見する。
扉を開くと、魔術師らしき女性が妖しい微笑みを浮かべていた。



「ようこそ、司書の皆様……。ノンクレジットの頭目。ニル・アドミラリと申します」
「あなたがマスターブックを盗むように言ったんですね?いったい、どうしてそんなことを……」
「唯一神の創りだした善悪の定義こそが、争いをもたらすことに気づいたからですよ。全てが同じ方向を見つめれば争いは起きません。マスターブックに記されたこの世界の成立構造を分解し、新たな神を創ることにしたのです。さあ、これより創世の最後のピースを入れましょう……」

ニル・アドミラリがゆらりと手から文字のようなものを出すと、地面の魔法陣が輝き大気が弾けるような音を出した。
純白の輝きと共に、4枚の翼を持つ少女が宙に浮かんでいる。



「わたしは、アタラクシア……。ねがいはなんだ?わたしは、なぜ、うまれた?」

ニル・アドミラリは祈りながら叫んだ。

「創世の神アタラクシアよ。あなたの役目は世界を創ること。善悪のない、絶対平等の世界を……」

アタラクシアは眼をつむり、翼を大きく広げた。
世界は様々な色に輝きはじめる。

「待ってください……!世界を勝手に壊すなんてダメです!平等なんてない。善も悪もある。それでも、私たちは生きるべきなんです!」

ジュリアは神智のペンを握りしめ、アタラクシアに立ち向かった。

創世を止める

神力抗戦バトル

ジュリアたちの力で翼が折れ、地に伏したアタラクシア
しかし、ニル・アドミラリは不敵に微笑んだ。

「あなたたちはアタラクシアを決して止められない。世界を創造できる者が己の傷すら修復することなど容易いことですよ」

その時、倒れていたアタラクシアの翼が黒く輝き始める。
それからゆっくりと翼をはためかせると、宙にふわりと浮いた。



アタラクシアは深紅の瞳で(プレイやー名)たちを見つめる。

「あたらしいせかいをつくるまえに、おまえたちのそんざいをけすことにしたんだ……」

アタラクシアの余裕の微笑に流石のオッカムも苦々しい声で呟いた。

アタラクシアの傷が治っている!新世界の神っていうのは、反則もいいところですね……」
オッカムさん。それでも私たちはここで止めなくちゃいけません。物語を愛する司書として」
「へえ、ジュリア。随分言うようになったじゃないですか、わかりましたよ。秘術でも禁術でも使えるものは使いましょう。あなたも私に大口を叩いた以上、結果を出すんですよ?」
「……はい。このペンに全ての愛と祈りを込めます!だからオッカムさん、少しだけ時間を稼いでくださいっ!」

ジュリアは深く息を吸うと、神智のペンを握りしめて祈りを込める。

――英雄のみなさん。どうか私に、力を貸してください!!

英雄の力を借りる

エピローグ

英雄たちの力を神智のペンから放ち、ジュリアアタラクシアを倒すことに成功した。

「まさか、アタラクシアが敗れるなんて。……でも、何度だって神を創りだせばいいのです。私たちは負けません」

なおも抵抗しようとするニル・アドミラリオッカムは哀れんだ眼差しを向けて言った。

「残念ながら、この世界の理を拒否し別の神を創りだした以上、唯一神の世界定理に外れることになります。つまり、あなたはもう終わりです」

ニル・アドミラリの姿は足先から徐々に消えていく。
そして、小さな断末魔の悲鳴を最後に完全にこの世界から消え失せた。
戦いを終えたジュリアがホッとしてため息をつくと、イプニッツが現れて次元の穴を作りだした。

「仕事はまだ終わってないわ。本を戻すまでが司書の仕事よ!」


それからジュリアたちは図書館に戻り、白紙だったマスターブックを皆の力で元に戻した。
ジュリア(プレイやー名)に近づくとぎゅっと手を握る。

「本当にありがとうございます。(プレイやー名)のおかげで英雄達は物語世界に無事に帰ることができました!」

柔らかな笑みを浮かべた後、ジュリアは少し遠い目をして呟いた。

「でも、少し考えることもあるんです。私たちが正しいときっぱりは言えないなあって……。ノンクレジットが目指す善悪のない世界になれば、悲しいことも減るのかもしれないなあ、とか……」

少し考え込んで、ジュリアは首を横に振る。

「いや……、どうなるかなんてわかりませんね。ただ、全てを消し去って解決することが、私には間違っている気がしたんです。善も悪も悩みながら成長していく物語が大好きだから……。」

(プレイやー名)も微笑みながら、ジュリアに頷いた。
これからも様々な物語を彼女は見守り続けるのだろう。
誰よりも物語を愛する真摯な眼差しを向けて――。

神聖ビブリオ~True Story~ 完

story by 佐島但馬

アイテム一覧


神聖メダル
俊足の羽ペン
柔らかな羽の部分で足を撫でると、魔法がかかり3時間の間2倍の速さで走ることができる魔法のペン。
転送UFO
呼び出すと、最新科学の力で一瞬で時空を移動し100km先まで転送してくれるUFO。
獣呼鈴の欠片
音を響かせることはできないが、金色の輝きは見ているだけで優しい気持ちになりそうだ。
獣呼鈴
イプニッツが作りだした幻の獣司書メーヌを呼び寄せる魔法の鈴。鈴を振れば、空中にメーヌの居場所へと続く扉を呼び出しコンタクトを取ることができる。


戦闘概要

カムバック記念

招待したお友達が久しぶりにキャリー・ストーリーのイベントに参加すると、カムバック記念として人数に応じて以下の表のアイテムをプレゼント!
なんと、20人でレアキャラ超源神イデアやレアアイテム不思議なリング[24]をプレゼントします。
カムバックさせた
人数 プレゼント
1人 教会のロウソク[専]x1
2人 銀のリンゴ[専]x1
3人 不思議なしおり[専]x3
4人 運命のチケットx5
5人 不思議なリング[24]x1
6人 金のリンゴ[専]x5
7人 大聖堂のロウソク[専]x5
8人 金のリンゴ[専]x5
9人 大聖堂のロウソク[専]x5
10人 運命のチケットx10
11人 金のリンゴ[専]x5
12人 極上なるバッカスの酒x5
13人 極上なるアテナの守りx5
14人 極上なるヘラクレスの力x5
15人 44マグナムx1
16人 伝説なるバッカスの酒x5
17人 伝説なるアテナの守りx5
18人 伝説なるヘラクレスの力x5
19人 三賢者の祈りx5
20人 超源神イデアx1

以降30人までカムバックお一人につき「金のリンゴ[専]」を1個ずつプレゼント!
カムバックしたお友達には、以下の特典が!!
以下のレアキャラとアイテムをプレゼント!
超源神イデアx1
大聖堂のロウソク[専]x10
金のリンゴ[専]x70
転送UFO[1]x1
俊足の羽ペン[1]x1}

急襲裁断バトル詳細

11月23日 0:00 ~ 11月25日 23:59の3日間限定で、ユルゲンが討伐対象として現れます
期間中は、毎日一定数の神聖メダルを獲得した方に、豪華賞品をプレゼントします

メダル枚数 貰える景品
30,000枚 はがねの剣×1
60,000枚 バスタードソード×2
100,000枚 ユルゲン
130,000枚 電磁警棒×1
170,000枚 MAR-308ライフル×1
220,000枚 44マグナム×1
270,000枚 裁断導士ユルゲン
※獣司書呼鈴バトルで獲得した神聖メダルも達成メダルに含まれます
※神聖メダルは敵の出現日時で集計されます。日を超えて倒された場合は、前日の達成メダルに含まれます
※11月23日 0:00より前に発生したバトルで得た神聖メダルは達成メダルに含まれません

【10万枚達成でGET!!】ユルゲン
【27万枚達成でGET!!】裁断導士ユルゲン

さらに、今回は急襲裁断バトル期間中通して獲得した神聖メダルの枚数によっても豪華賞品をプレゼント

メダル枚数 貰える景品
350,000枚 不思議なブレスレット[1]x1
冒険玉x30
運命のチケットx1
アレスの叙事詩5行x1
900,000枚 不思議なブレスレット[12]x1
冒険玉x60
運命のチケットx2
伝説なるバッカスの酒x1
1,500,000枚 不思議なブレスレット[24]x1
冒険玉x90
運命のチケットx5
三賢者の祈りx2

ユルゲン討伐時の封印権利
【★3以上】 MVP ユルゲン

裁断導士ユルゲンを4体寄贈でGET】
ユルゲン・テイルカッター

魔鐘幻惑バトル詳細

深秋フェアの開催を記念して11/26 15:00 ~ 11/28 23:59の間限定で、 1時間の間に与えたダメージ量を競う魔鐘幻惑バトルを開催致します!!
魔鐘幻惑バトルではフーコー監察制者ノヴァーリスが討伐対象として登場します
【開催期間】
日 期間
11/26
15時、19時、20時
21時、22時、23時

11/27
0時、8時、10時
12時、13時、15時
19時、20時、21時
22時、23時

11/28
0時、8時、10時
12時、13時、15時
19時、20時、21時
22時、23時

各時間のタイムリーランキングにランクインすると、魔鐘がGETできます

【順位と貰える魔鐘数】
順位 貰える魔鐘数
1~10位 魔鐘×50個
11~50位 魔鐘×30個
51~100位 魔鐘×20個
101~150位 魔鐘×10個
151~300位 魔鐘×7個
301~500位 魔鐘×5個
501~1000位 魔鐘×3個
1001~2000位 魔鐘×1個

【交換アイテム一覧】
魔鐘数 貰える商品
50個 三賢者の祈り×1
30個 伝説なるヘラクレスの力×1
30個 伝説なるアテナの守り×1
30個 伝説なるバッカスの酒×1
17個 魔雲召姫フーコー×1
15個 約束の魔笛[専]×1
10個 鐘呼者フーコー×1
5個 フーコー×1
3個 教会のロウソク[図書]×1
2個 銀のリンゴ[図書]×1

書愛真贋バトル詳細

11月29日 0:00 ~ 11月30日 23:59の期間限定で、デモクリトスとの書愛真贋バトルを開始致します!!
デモクリトスは期間中毎時一定確率で出現します

書愛真贋バトルでは、戦闘中にデモクリトスから時々、ソフィア・リボンを得ることがあります

集めたソフィア・リボンを使用して女神の試問所で「叡智を授かる」と、<Sophia Meter>の値がソフィア・リボン1個につき1上昇します
<Sophia Meter>をMAXまで溜めると、1時間の間任意のキャラが討伐対象に与えるダメージを7倍にする事が可能に!!

デモクリトスとの書愛真贋バトルでは、1回の戦闘でのダメージランキング上位7名がデモクリトスの封印権利を得ることができます
さらに1回の戦闘でダメージランキング77位になった方にはデモクリトスをプレゼント

【ルクスの館4体寄贈でGET】
秘筆天使デモクリトス

創世堅守バトル

12/1 0:00 ~ 12/4 23:59の間、創世堅守バトルを行います

期間中に出現する将軍達と戦闘し、見事打ち勝つと神聖メダルを獲得できます
各将軍との戦闘で10万枚の神聖メダルを得ると、それぞれの将軍をプレゼント

【創世堅守バトルランキング】
各将軍との戦闘で得た神聖メダル枚数によるランキングを実施します!!
ランキング上位者にはレアキャラをプレゼント
ランキングは、毎日行われる創世堅守バトルデイリーランキングと、創世堅守バトル開催期間(12/1 0:00 ~12/4 23:59)通して行われる創世堅守バトルランキングがあります

各ランキング報酬は以下の通りです

創世堅守バトルデイリーランキング

ランキング プレゼント内容
1~100位
中キャラ
不思議なネックレス[1]×1
運命のチケット×10
101~200位
中キャラ
運命のチケット×7
201~300位 運命のチケット×5
301~500位 運命のチケット×3
501~700位 運命のチケット×1

創世堅守バトルランキング

ランキング プレゼント内容
1~200位
キラキャラ
中キャラ
201~1000位
中キャラ

また、中キャラ3種でキラキャラに

進化究明バトル)詳細

12/5 0:00 ~ 12/7 23:59の3日間限定で、進化究明バトルを開催いたします

進化究明バトルは、開催期間内に全ての協力バトルで与えたダメージを競うデイリーランキングです
ランキング上位に入るとストリゴイ・タナトスをGETできます

ストリゴイ・タナトス
【ランキング150位以内】または
ストリゴイ・レブル3体寄贈】でGET

ストリゴイ・レブル
【ランキング800位以内でGET】

開催期間
日 期間
12/5 00:00 ~ 翌 00:59
12/6 01:00 ~ 翌 00:59
12/7 01:00 ~ 23:59

【順位とプレゼント内容】
ランキング プレゼント内容
1~150位
ストリゴイ・タナトス×1
ストリゴイ・レブル×1
運命のチケット×50

151~300位
ストリゴイ・レブル×1
運命のチケット×30

301~500位
ストリゴイ・レブル×1
運命のチケット×10

501~800位
ストリゴイ・レブル×1
運命のチケット×7

801~1000位 運命のチケット×5

1001~2000位 運命のチケット×3

2001~3000位 運命のチケット×1

創神召喚バトル詳細

12/8 0:00 ~ 12/9 17:59までの約2日限定でアタラクシアが討伐対象として現れます!!
期間中1日17万枚の神聖メダルを獲得した方にアタラクシアをプレゼント致します

神力抗戦バトル詳細

イベント最終日限定で0時、8時、12時、15時、19時、21時、22時台に各1回ずつ、アタラクシア・エンドが討伐対象として出現します

11837 アタラクシア・エンド

アタラクシア・エンドを見事討伐すると、通常の協力バトルより多くの神聖メダルとダメージランキングに応じてレアキャラや、運命のチケットが手に入ります

ランキング プレゼント内容
1~50位 アタラクシア・エンド
51~100位 運命のチケット×10枚
101~300位 運命のチケット×3枚
301~500位 運命のチケット×1枚}

終末回避バトル詳細

・・・・・・1回も見なかったけど、プロローグ、あったよね多分orz
・・・最近もしかしたら元からなかったのかも・・・と思い始めてきた。

さあ、これより

創世の最後のピースを入れましょう・・・・・・

本日12月9日 18:00 ~ イベント終了(22:59)までの5時間限定で、新たな力に目覚めたニル・アドミラリが討伐対象として現れます

期間中20万枚の神聖メダルを獲得した方に、ニル・アドミラリをプレゼント

11835 ニル・アドミラリ

期間中1体のみですが、終末回避バトルで★3以上のニル・アドミラリとの戦闘でMVP・フィニッシャーを獲得された方はニル・アドミラリの封印権利を得る事ができます!!

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